さて、土曜の夜に手続きした任意保険が日曜から有効になり、さっそくポルシェ・ボクスター986に乗って、近隣を走ってくることにしました。
さっそく、縦列駐車している1,500cc国産車を家のガレージから脇に出し、ボクスターのエンジンを入れます。
それほど爆音ではないですが、普通のファミリーカーとは明らかに違ったエンジン音です。
気持ちいいのと、住宅地なんで、こりゃ夜はあまり乗れないなあ、という気持ち半分です。
最初は水温が40度もないので本当はしっかり暖機運転したいのですが、ちょっとでもアクセルを踏むと、ぶおーと唸りを上げるので、あまりエンジンの回転数を上げないように注意しつつ、そろそろとクラッチをつなぎ、クルマをスタートさせます。
マニュアル車に乗るのは、たまに嫁の田舎で義父の軽トラを借りることはありますが、実質的に15年ぶりくらいです。
また最近は全然行けていませんが、大好きなハワイに旅行に行った時に、レンタカーで広大なハワイ島を走り回りましたが、左側通行の世界で左ハンドル車を運転するのは初めてで、けっこう緊張します。
以前作ったハワイ島の旅行記録もよろしければご覧ください。
左ハンドルからの視界
さて、さっそく路上に出てみましたが、左側から見る視界はよく言えば新鮮、正直いうと見えにくくて少し緊張します。
地面から1mくらいの高さの、運転席のすぐ左に道路の左端が見えて、信号の脇を通ると、すぐ横に立っている人の胸やお腹が見えます。
また2車線の大きな道路の左車線を走っていると、右車線との間隔も気になります。
ずいぶん車線に寄っている外車を見て、(ずいぶん寄っているなあ、もっと真ん中走ってよ)と思うことが時折ありましたが、今や自分が同じ状況です。ちょっとその気持ちが分かりました。
さらに走っていると、左車線に停車しているトラックを見掛けました。
隣りの車線に入りたいところですが、そもそもリアウィンドウが小さくて右後方が見えにくく、隣りの車線の間隔も分かりにくく、入っていいのか分かりません。少し停まってくれたクルマがあって、何とか隣りの車線に入りましたが、正直、相当アセりました。
左ハンドルの3つのコツ
何度か走っているうちに、ようやく左ハンドルの感覚に慣れてきました。
いろいろな考え方があると思いますが、自分は2つのポイントと、1つの考え方で取り組んでいます。
まず最初にオススメしたいのは、ポルシェのカエルの目のようなヘッドライトの後ろにフェンダーが盛り上がっていますが、このヘッドライトの曲線の中心からやや外側、4:6か3:7くらいが左の車線との区切り線に合った状態です。
この写真だとちょっと中心過ぎかもしれません。もうちょい中央に寄ってもいいかもしれませんが、慣れないうちはこれでもいいかと思いますが。

もう1つ、時折、右側のサイドミラーを見るといいでしょう。
広い道の場合は、以下の写真くらい、ボディとセンターラインが離れている感じ。
普通の幅の道の場合は、ボディとセンターラインがその半分くらいでも大丈夫です。
自分の場合は意識を前6割、後ろ2割、左右1割ずつ、という感じです。

またさらにもう1つ、前のクルマを見て、前のクルマが普通サイズのクルマであれば、その位置と自分のクルマの走るラインが一致するようイメージしてもいいと思います。
ちなみに、自分より先に左ハンドル車に乗っている人に訊いたところ、右ハンドルのクルマはやや右寄り(=センターライン寄り)に走る傾向があるが、反対に左ハンドルの場合はやや左寄り(=路肩寄り)になる傾向があるが、それでも前のクルマの左脇からその前方も見えるので、却って無理してセンターラインに寄せるより安全なんで、キープレフトで車線左寄りで行って構わないとのこと。
少し遠出とかしたりして、1ヶ月半過ぎましたが、今では段々慣れてきてだいたい車線の真ん中をイメージして走れるようになってきました。
不安であれば、前はもちろん、左右とも車間距離を取ったり、徐行したり、無理せず安全運転でゆったり行けばいいかと思います。
ウィンカー、ワイパーとシフトレバーにも慣れる
もう1つ、ウィンカーの位置が右ハンドル車と違うのも、最初は慣れないポイントです。
ハワイに行った時もレンタカー屋から出て、ウィンカーを出そうとしていきなりワイパーを動かしてしまう、という経験をする人は多いと思います。
これも慣れるしかありませんが、これまた別の左ハンドル車歴の長い友人によると、基本、普通に走っているときは左手しか使わない、というくらいのつもりでハンドルを握っていると、ウィンカーを操作する時も左手でできるそうです。
と言いつつも、つい焦ったりすると、右手でワイパーを動かす、というのを時折はやってしまうので、もう少し時間は掛かりそうですが・・・。

また自分のボクスターは5速マニュアルなので、普通にシフトアップする時はいいのですが、前方のクルマが詰まってきて、自分も減速する時につい左手でシフトレバーを触ろうとして、ドアの内側にある物入れを叩いてしまうことも最初の1ヶ月くらいは、時々ありました。
今は大半の人がオートマですから、あまり関係ないかもしれませんが。
これも、一般道で1速でスタートし、普通にシフトアップし、50kmくらいで4速、逆に25-40kmくらいになったら3速にシフトダウン、登り坂で低速になってエンジンが苦しそうになったら2速に、加速してスピードが乗ってきたら3速に、というように意識的に回数をこなすことで、身体を慣らしていくしかなさそうです。
自分の98年型ボクスターは初期型で2,500cc、205馬力とやや非力なエンジンなので、エンジン回転が1,500rpm以下だと意外にエンジンが粘りません(それでも普通のファミリーカーよりはもちろん走りますが)。
アップダウンのある市街地を乗る際は、3速を中心に、時折2速にしたり、少し速度が乗ったら4速にして、でも上り坂になったらまた3速にしたり、と適切にギアを選ぶ必要があります。
それがマニュアル車の楽しみでもあるわけですが、、、
結論としては、上記のようなコツを前提に、人気の少ない休日の朝に乗ったり、郊外や田舎の交通量の少ない山道を走ったり。少しでも多く乗って、左ハンドルの感覚とクルマのサイズに、目や身体を慣らしていくのがいいでしょう。


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