ポルシェ・ボクスターを激安でハンコック・タイヤに換えてみた

ポルシェのタイヤ コスト

98年型の986ボクスターが当家に来てから、3ヶ月が過ぎました。なかなか遠乗りできませんが、近隣はよく走り回っています。

かなりタイヤの山が減っていることは分かっていましたし、年末には車検もあるので、タイヤは近々交換する必要があるとは思っていました。なぜか前輪がミシュラン、後輪が台湾のナンカンですし。

先日、ボクスターのマニュアルを見ていて、タイヤの製造年月日を読む方法が書かれていました。それによると、4桁の数字で最初の2桁が製造された週、後半の2桁が製造年だそうで、さっそくうちのボクスターのタイヤを見てみました。

すると、後輪のナンカンが2016年製、前輪のミシュランは何と2011年となかなか生命の危険を感じる構成でした。

サイズは、前輪が235/40r18、後輪が265/40r18と普通の乗用車より大きくて太いです(※実はポルシェが986初期型ボクスターに推奨するサイズとは微妙に違うものでした。改めてご報告します)。

有名メーカーか安いアジアンタイヤか

ということで、待ったなしのタイヤ交換です。

まずはN認定タイヤを買おうと思いましたが、けっこう高いです。

安いネット通販でもミシュラン、ピレリ、ブリジストン、ヨコハマなど有名メーカーのスポーツタイヤは、1本3万とか4万とか平気でします。安く見積もっても総額で14〜15万円は下らないでしょう。

次にトーヨータイヤのPROXESスポーツとかピレリZEROなどの安価なスポーツタイヤを探してみましたが、前輪はともかく、後輪の265/40というサイズがありません。

あとはナンカン、クムホ、ハンコック、ファルコンなどのアジアンタイヤだと、わりとサイズはあるようです。

非力な2.5lエンジンで普通に安全運転での街乗り中心なこと、またクラッチやプラグなどいくつか交換も近いこと、この時期、2台分の自動車税に固定資産税、さらに夏のファミリカーの車検、年末のボクスターの車検、加えてクラッチやその他ボクスターの交換部品がいろいろあることを考え、アジアンタイヤの中で一番いいグレードで行こうと考えました。

評判が良かったのでハンコックに

いろいろ見たのですが、大好きなスーパーGTのレースでもGT300カレラやF3で使われていたハンコックのフラッグシップVentus V12 evo2はどうかと思いました。ドイツのツーリングカーレースでも現在(2020年)も採用されているとのことですし。

外車マニアの友人によると、BMWミニやマカンで純正に採用されていて、彼の懇意のメカニックによると、パフォーマンスや性能はミシュランとか大手に比べても全然遜色ないということ、また彼の華麗な外車遍歴で聴いたところだと、全然遜色ないけど、外車を買う人は見栄を張るからイメージで敬遠しているけど、などとお墨付きをもらっているのとことで、ますます勇気が出ました。

ということで、いくつかのネットサイトを比較し、Yahooショッピングで内径18インチのVentus V12 evo2を前輪の235/40r18を9千円、後輪の265/40r18を1万1千円、1本当たり平均ほぼ1万円で買い、さらにYahooショッピングサイトのキャンペーンやYahoo会員、ソフトバンク会員の優待でポイント20%、4本で実質32千円です。(後ろの265/40r18があまり選択肢がなくて焦りました)。

近くの個人業者で安く付け替えてもらう

タイヤの取付ですが、同じ世田谷区内で世田谷区千歳台、成城警察にわりと近い、ラハイナさんという小さな取付業者さんを見つけ、お願いすることにしました。

仕事は休みを取ってタイヤの配送時間を午前中に指定し、その日の夕方に作業をお願いすることにしました。タイヤは4本の太いタイヤをわざわざ台車に積んで、佐川の配送員の方がうちの入口まで運んでくれました。いちおうタイヤ2本ずつなら1人で運べる重さでしたので、門のところに置いてもらい、後はガレージの奥まで自分で運びました。

ところが、いくら前後に大きめのトランクがあり、助手席があるボクスターでも大きなタイヤ4本は入りません。仕方なくもう1台のファミリーカーにタイヤ4本を積み込みました。後部座席に3本、助手席に1本入ったので、まずはラハイナ さんまでタイヤを運び、預けました。

同じ区内でそう遠くないとはいえ、往復20分くらい掛かり、予定の時間より15分遅れての作業となりましたが、嫌な顔せず、タイヤの積み下ろしなど手伝っていただきました。

真面目そうな気の良いご主人で、選定の際も相談に乗ってもらう等、親身にじっくり対応していただきました。近くに信用できる業者さんがいるというのは、とても有り難いです。

このご主人にもハンコックを注文する前にあれこれ訊いたのですが、高いブランドと安いブランドの違いは、検品のレベルの違いで、厳しく検品する高いブランドだと製品のバラツキが少ない、逆に安いブランドだと、多少の品質のバラツキは生じる可能性が高くなるとのこと。

とはいえ、ハンコックは元々、ブリジストンが設立に関わっていたり、ヨコハマタイヤと業務提携していますし、多くのアジアのタイヤメーカーが世界のトップ企業から技術提携をしたり、技術指導を受けたり、技術的にも品質的にも大きな差はない、等の話を伺いました。

作業は1時間くらい掛かるとのことで、近隣の喫茶店で時間を潰し、終わる少し前に電話をもらって工房に戻りました。空気圧を訊かれたので前2.0、後ろ2.5とポルシェ指定の数値で仕上げ期に空気を入れていただきました。

工賃はサイズによって変わるようですが、うちは1万3千円ちょっと、1本3千円少々でしっかり仕上げていただきました。

まとめ

ということで、邪道かもしれませんが、タイヤ4本と工賃で5万円台中盤、ポイント還元分を入れると実質的な出費は4万円台中盤と、ポルシェ指定タイヤなら1本分みたいなコストで四輪を交換してしまいました。

まだ街中しかを低速でしか走っていませんが、さすがに乗り心地と安定感は大きく改善されました。

ポルシェの取扱説明書にはタイヤは最悪でも6年で換えるよう書かれており、これだけヘタっていたら乗り心地やグリップが改善されるのは当たり前ではありますが。

カタログを見ると、もっとも強いのは濡れた路面でのウェット性能、またスポーツ性とコンフォート(乗り心地)は、どちらに偏らせずバランスを取った製品のように思います。

ちょっと前後にクルマのない時に、郊外の広い道で踏み込み、2速→3速と加速してみましたが、しっかり路面を掴んで車体を前に運んでくれました。残念ながら、60km手前でアクセルを緩めましたが・・・。

今度は高速やワインディング、山道、雨天の濡れた路面などで試してご報告できればと思います。

【追記】タイヤサイズが違う疑惑

この記事を書いてから、あらためて買った際にトランクに入っていた初期型986の取扱説明書を読み返してみたら、18インチでサマータイヤの際のタイヤは、前輪が225/40r18、後輪が265/35r18でした。

購入時に着けられていたものと同じサイズを選んだ上、PDFで入手した987ボクスターの取扱説明書も見ていたのですが、どういうことかちょっと悩みました。

おそらく、前のオーナーが何か不満があって1つ違うサイズに換えてみたとか、相談したタイヤ屋さんが自分が見たのと同様、初期型より後のモデルの資料を見てこのサイズにした等かと思っています。ホイール自体は純正なので、最初は正式なサイズのタイヤが着いていたと思うのですけど。

スピードメーターに誤差が出て車検に通らないリスクと、ポルシェ推奨値でないので、若干のパフォーマンスへの影響はあるかもしれません。まあすぐ隣りのサイズなんで大きな影響はないとは思っていますが。

とはいえ、数年後にまたタイヤ交換の時期が来たら気を付けないといけません。

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