ボクスター986の長所として、前後のトランクが広く、けっこうたくさん荷物が積めるのが挙げられます。
前後ともに130リットルの大容量、合計で260リットルになります。
ちなみにシートを立てた時のスズキ・アルトのトランク容量が260-70リットルくらい。あるいは、マツダ・ロードスターのリアトランクが130リットル。フロントエンジンのロードスターはそれ以上の荷物は積めません。
と考えると、ボクスターのトランクは、スポーツカーとしてはそれなりの容量があるのが分かります。
ネットで3〜6千円くらい
ボクスター986のトランクは前後とも2本の細いダンパーで支えられています。
うちのボクスターは買ったときから、フロントトランクを支える両方のダンパーが弱っており、ちょっとでも揺れがあるとトランクの板がスーッと下がっていました。
やがて、かなりもっと劣化が進んだようで、買い物などしてフロントのトランクに荷物を入れていると、いきなりあの鉄板がどんと落ちてきて、後頭部を叩かれてしまう事態が頻発するようになりました。
余談ですが、ボクスターのトランクは、リアはエンジンの上で、フロントもラジエーターの後ろなので常に熱に晒されており、かなり熱くなります。
買い物で肉とか刺身、冷凍食品を買った場合は、注意しないと生暖かくなってしまいます。
いずれにせよ、もう実用にならないので、ダンパーを付け替えることにしました。
ネットで探すと、Amazonでだいたい5〜6千円くらい。楽天だと素性が怪しいのを気にしなければ3千円くらいから交換用パーツが出回っていました。
クルマの走行性能に関係するところでもないので、その時セールで安かった3千円ちょっとのパーツをゲットしました。


ツメでボールを引っ掛けているだけ
ダンパーの交換方法について、ネットやYouTubeでいろいろな方が説明しているので、詳細はそちらを参照していただければと思いますが、けっこう困るのは、ダンパーはトランクの鉄板の脇にある小さなボールをダンパー側の球形の軸受けで挟み込み、抜けないように金属のツメのジョイントが引っ掛かっているだけです。

最初に古い方のダンパーで、このツメを外すのに苦労しました。
先端の細いマイナスドライバーを使い、ツメを脇に押し込み、隙間が広がったところでダンパーを外側に引き出してボールから軸受を取り外すだけなのですが、意外にツメが固いこと、それからトランクの金属板の重さを支えながらなのでそれなりに力が要ります。

手がもう2本あると、簡単なんだけど、と思いました。
あとは新品のダンパーを球に押し込むだけ
上だけでなく、下のボディ側のジョイントも外します。
上(トランク板)側は内側、下(ボディ側)は外側に向かって嵌め込まれているので、向きが正反対なところに注意してください。
私は勢い余って左右のダンパーをいっぺんに外してしまい、その間、手元にあった野球のバットにタオルを巻いて、スペアタイヤの裏に押し込み、トランク板を支えたまま今度は新しいダンパーの取付け作業をしましたが、冷静に考えると片方ずつ外して取り付ければよかったです。

いずれにせよ、差し込む時はそのまま強めに押し込めば、奥まで押し込んだところでツメがカチッと入って簡単には取れないようになります。
新しくなったダンパーは古いヘタったダンパーに比べると反発力が強く、前より勢いよくポーンという感じでトランクの蓋が開くので、交換した直後は注意してください。
また閉めるときも以前よりも「よいしょ!」と押し込まないと行かないので、こちらも要注意です。
とはいえ、これでトランクが落ちてきて、後頭部を打たれる危険はなくなりました。
純正が20年保ったわけですが、安いサードパーティ製でも、あと10年くらいは保ってもらえるかと期待しています。
まだ何とか使えていますが、リアのトランクもかなり弱ってはいるので、あと半年後くらいには、もう一度同じ作業をすることになるかと思っています。



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